「転スラ」10周年プロジェクト、「コリウスの夢」アニメ化や高田裕三の新コミカライズ

高田裕三によるイラスト。(c)高田裕三・伏瀬/講談社

伏瀬による小説「転生したらスライムだった件」の連載開始10周年を記念したプロジェクト「転スラ 10thプロジェクト」が始動。特設サイトが開設され、プロジェクトの第1弾情報が明らかになった。

プロジェクトでは新規オリジナルアニメ「コリウスの夢」全3話が、今秋に展開されることが決定。「コリウスの夢」は川上泰樹伏瀬原作によるTVアニメ「転生したらスライムだった件」第2期Blu-rayの特典ブックレットに収録されている小説で、「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」の大原案にもなっている。「コリウスの夢」の舞台はTVアニメ第1期と2期の間。コリウス王国で渦巻く陰謀に、リムルが立ち向かうスペクタルストーリーが繰り広げられる。オープニング主題歌はリムルの前世・三上悟役の寺島拓篤が担当。寺島からはコメントも到着した。

さらに伏瀬が新たに書き下ろした、小説9巻と10巻の間の物語「とある休暇の過ごし方」の連載が、「転生したらスライムだった件」の投稿開始日でもある明日2月20日に投稿サイト・小説家になろうでスタート。同作は「3×3EYES」で知られる高田裕三によるコミカライズ化も決定しており、月刊少年シリウス(講談社)で連載される。

そのほか「転生したらスライムだった件」初となる舞台が8月に上演決定。シリーズ初となる大型イベントの開催も告知された。詳細は続報を待とう。

プロジェクトの発表に合わせ、10周年記念ビジュアルも公開に。多くのメディアミックス、スピンオフが展開されている「転生したらスライムだった件」らしく、各作家陣が描き下ろしたスライムリムルが大集合した。さらにTVアニメ第3期2024年春より日本テレビ系で放送されることも明らかになった。

寺島拓篤コメント

またしても大役をいただいてしまいました。ありがとうございます。「またお前か。」と皆様お思いでしょう。
続く言葉が「もういいよ。」ではなく「おぉいいぞ、もっとやれ!」になるよう今回も必死で頑張ります!
全3話のアニメシリーズに新作の主題歌がつくという珍しくも嬉しい展開に、やっぱり転スラチームは気合いが入ってるな、と関心してしまいます。
同時に、作品をより良くするための音楽制作に携わる者として、身が引き締まる思いです。
今作にしかない魅力、キーワードと、転スラらしさをミックスした良い曲に仕上がるように精一杯取り組みますので、どうぞご期待ください!