100年先まで届けるハードカバーの愛蔵版「100年ドラえもん」来週予約スタート

「100年ドラえもん」

藤子・F・不二雄「ドラえもん」の愛蔵版「100年ドラえもん」の予約受け付けが、3月28日に全国の書店でスタートする。

「ドラえもん」の50周年記念企画として刊行される「100年ドラえもん」は、ドラえもんが誕生する22世紀まで同書を残すという思いを込め、経年劣化を極力軽減することを意識して印刷・製本。全巻ハードカバーの布クロス装となっており、経年劣化が少ない上質の用紙が使用されるほか掲載原稿がすべて最新の技術でリマスターされる。このほか読みやすさを考えかがり綴じで製本され、ぺージは喉元まで開く仕様だ。装幀はブックデザイナーの名久井直子が担当した。

なお購入特典としてカラーイラストを集めた「厳選カラー“幻”画集『ドラ絵もん』」、ひみつ道具とキャラクター名から登場巻を引ける索引巻「完全索引別巻『引くえもん』」、2019年に発売された「ドラえもん」0巻豪華装丁版の別巻3冊が付属。さらに第40巻に収録された「タイム・ルーム 昔のカキの物語」のワンシーンを再現したメディコム・トイ製の「ドラえもん&のび太 100年後もまんがを読んで爆笑フィギュア」、15冊ずつ3つの専用ケースに入れられる単行本を包む110cm四方の「超大型タイムふろしき」も付く。なお「100年ドラえもん」専用の「どこでもドア型本棚」の開発も進行しており、本書を購入することで本棚の購入権利も付与される。

価格は税込7万7000円。数量限定生産で12月1日に発売される。

(c)藤子プロ・小学館