河童は過小評価されすぎている!河童×相撲がテーマの短編集「えんこうさん」

「えんこうさん」

西野マルタの単行本「えんこうさん」が、本日6月21日に発売された。

本書では、西野が“河童”と“相撲”を題材に描いた3つの短編を収録。表題作「えんこうさん」では、旅行中に山道で、相撲好きの河童・猿猴さんと出会った大学生グループが描かれる。勝負に勝てば毎日魚を届けてくれたり、秘薬の製法を教えてくれたりするという猿猴さん。だが、もし負けると尻子玉を取られてしまうと伝えられていて……。そのほか「小銀杏譚」「怪奇腕白相撲伝」という作品が収められている。あとがきでは西野が、「自分は常々河童というキャラクターが過小評価されすぎていると感じてきました」と河童への思いを綴った。