「親子で不登校になりました。」トラウマと向き合い、再生を目指す親子エッセイ

「親子で不登校になりました。」(帯付き)

最上うみみの単行本「親子で不登校になりました。」が、本日2月29日に竹書房から発売された。

「親子で不登校になりました。」は、小学生の息子が不登校になってしまった母親のエッセイ作品。明るく元気だった息子が急に学校に行くことを怖がり、「死にたい」と口に出したことから不登校の日々は始まる。作者・最上は母子家庭で育ち、酒浸りの母親からのネグレクトや学校でのいじめを体験し、自身も不登校だった過去を持っていた。同じ経験をした者として息子の気持ちに寄り添いたい彼女は、学校との話し合いや学校カウンセラーへの相談と行動を起こすが、息子や母親に非があるような対応をされ不信感を募らす。トラウマと向き合いながら、問題解決に向けて努力する親子の姿が描かれる。