恋人も金も奪った小悪魔女子と異世界へ、人柱となった少女の新たな人生描くファンタジー

「私を殺そうとした国でも救わなきゃダメですか?」1巻

踊る毒林檎原作による文月マロ「私を殺そうとした国でも救わなきゃダメですか?」の1巻が、本日10月17日に発売された。

主人公・リーゼロッテは王国の繁栄のため、 生贄になるべく連れてこられた少女。死を迎える日をただ待つリーゼロッテだったが、ある日薬剤師の女性であった前世の記憶が蘇る。リーゼロッテの前世である藤花は、同じ病院で働く小悪魔女子・キララに自分の婚約者もお金も奪われた挙句、彼女に巻き込まれる形で事故により命を失っていた。なんとキララはその事故では死なずに異世界転移を果たし、王国の女王にしてリーゼロッテの継母になっていて……。今世でも殺されてしまうと怯えるリーゼロッテが、イケメン義兄や剛健な剣士にも甘やかされつつ、新たな人生を送る様子が描かれる。