画業50年を振り返る展覧会「一条ゆかり展」が北九州市漫画ミュージアムで開催

「一条ゆかり展」メインビジュアル(c)一条ゆかり/集英社

一条ゆかりの展覧会「一条ゆかり展」が、9月18日から11月21日まで福岡・北九州市漫画ミュージアムにて開催される。

同展は一条の画業50周年を記念し、2018年に東京・弥生美術館、2019年に愛知・文化フォーラム春日井で開催された原画展をもとに、一部内容を変更して開催するもの。初期代表作「デザイナー」「砂の城」から、第10回講談社漫画賞を受賞したヒット作「有閑倶楽部」、実写化でも注目を集めた「プライド」までを、約260点の原画で振り返る。また関連企画として、りぼんやコーラス(ともに集英社)など同じ誌面で活躍し、一条とはかねてから親交のある北九州ゆかりのマンガ家・萩岩睦美が手がけた「デザイナー」のトリビュートマンガの原画も展示される。

そのほか会場ではポストカードやクリアファイルなど、展覧会限定のオリジナルグッズを販売。さらに10月10日、11月13日には同展担当学芸員が展覧会の見どころに語るギャラリートークも実施される。各回定員10人で事前の申込みが優先。

一条ゆかり展」

前期:2021年9月18日(土)~10月18日(月)
後期:2021年10月20日(水)~11月21日(日)
時間:11:00~19:00(入館は18:30まで)
休館日:火曜日
会場:福岡県 北九州市漫画ミュージアム 企画展示室
料金:一般800円、中高生400円、小学生200円