定時制高校を舞台に紡ぐ、青春と再生の物語「高校生を、もう一度」単行本化

「高校生を、もう一度」帯付き

浦部はいむ「高校生を、もう一度」が、本日10月17日に発売された。

同作の主人公は、友達とのいさかいが原因で高校に行けなくなった七海。彼女は高校を中退してから工場でアルバイトをしていたが、自分の先行きに不安を感じ、高卒資格を取るため21歳で定時制高校に入学することにした。最初は誰にも心を開かずにいた七海だが、32歳のシングルマザー、いじめで不登校になった男の子、中卒を後悔する元社会人男性、志望校に落ちて自暴自棄になっている女の子などと出会い……。年齢も境遇も違う同級生たちが紡ぐ青春と、それぞれの再生の道が描かれる。単行本にはイースト・プレスのWebサイト・マトグロッソで発表されたエピソードに加え、描き下ろしが1話分収録された。