アニメ「映像研には手を出すな!」3月度のギャラクシー賞を受賞

「映像研には手を出すな!」キービジュアル

大童澄瞳原作によるTVアニメ「映像研には手を出すな!」が、3月度のギャラクシー賞を受賞した。

ギャラクシー賞は放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組、個人、団体を顕彰するため1963年に創設したもの。テレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門制となっており、テレビ部門の月間賞に選ばれた番組は、年間を通してのギャラクシー賞の入賞候補作品となる。

月刊!スピリッツ(小学館)で連載されている「映像研には手を出すな!」は、女子高生3人組がアニメ制作に青春をかける物語。TVアニメは湯浅政明が監督し、今年1月から3月にかけてNHK総合にてオンエアされた。ギャラクシー賞の受賞理由としては「3人の女子高生たちがアニメ作りに奮闘。現実の世界に彼女たちが想像する『最強の世界』がシームレスにあらわれる描写など、躍動感あふれるアニメーションならではの表現は圧巻。想像の世界ではSEを声で表現するなど創作に対するこだわりに満ち、アニメーションの快楽が詰まっていた」とアニメーションの表現が評価され、「主人公を演じた伊藤沙莉もハマり役だった」と浅草みどり役の伊藤沙莉についても言及されている。

(c)2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会