表現の自由が失われた絶望の未来を描く、川崎昌平「重版未来」

「重版未来 ―表現の自由はなぜ失われたのか―」

川崎昌平「重版未来 ―表現の自由はなぜ失われたのか―」が、本日2月28日に白泉社より発売された。

「重版未来」は、川崎の著作「重版未定」のスピンオフとして、楽園 Le Paradis [ル パラディ](白泉社)のWeb増刊に連載された作品。出版文化がとことん虐げられる陰惨な未来を舞台に、架空の出版社・漂流社の面々が“表現”を残すために抗う。単行本化にあたり、「漂流社の初代編集長が書いた本」という設定の書き下ろしエッセイ「表現の自由はなぜ失われたのか」が加えられた。本書の発売を記念し、楽園協力店など一般書店とCOMIC ZINではイラスト付きの購入特典を配布している。