水島ライカ、植物にまつわる奇病にかかった人々を描く「シオンの庭」発売

「シオンの庭」帯付き

「生き神のファティマ」「保健室のせんせい。」の水島ライカによる単行本描き下ろし作品「シオンの庭」が、本日4月1日に駒草出版より刊行された。

「シオンの庭」は、植物にまつわる謎の病気にかかった人々が訪れる「シオン植物研究所」を舞台にしたファンタジー作品。特殊な再生能力を持った妹と兄の物語「春 ~共生~」、体内に植物を宿らせた少年が夜に会ってはいけないという謎の美女に惹かれていく「夏 ~真夏の夜の海~」、15時間ごとに記憶をなくしてしまう女性の体内に存在する謎の菌類をめぐる「秋 ~千年一夜~」、心臓移植をされた孤独な青年が見る謎の竹林と少女が出てくる夢を描く「冬 ~RENATUS~」という、春夏秋冬を題材にした4つの物語が収められている。

(c)水島ライカ/駒草出版