「バキ大解剖」2冊同時刊行、「バキ道」発売前に対宮本武蔵まで振り返る

「バキ大解剖 最大トーナメント編」

板垣恵介「刃牙」シリーズをテーマにしたムック「バキ大解剖」が、本日3月6日に三栄書房から発売された。「最大トーナメント編」「激突!地上最強編」の2冊同時刊行だ。

「最大トーナメント編」は主人公・範馬刃牙についてベストバウト、必殺技、トレーニング方法、父・勇次郎との関係などの視点から分析し、全戦績や年表も掲載。そのほか「グラップラー刃牙」の最大トーナメントに焦点を当て全試合を振り返るほか、第367話「最大トーナメント決着!!」を原画でまるごと1話読むことができる。主にトーナメントまでに登場する好敵手や格闘家を紹介するページも用意された。さらに板垣のインタビュー前編と、「バキ」シリーズのファンで知られる格闘家・那須川天心のインタビューが掲載されている。

一方の「激突!地上最強編」はまず範馬勇次郎にスポットを当て、数々の逸話、ベストバウト、彼の持つ哲学などから“オーガ”と呼ばれる男の人物像に迫る。また刃牙との“地上最強の親子喧嘩”の決着が描かれた「範馬刃牙」の第308話「父からの抱擁」をまるごと1話、原画で収録。「バキ」以降に登場した死刑囚やオリバ、ゲバルといった、格闘技の枠に収まらない強敵たちを「実戦強敵烈伝」として紹介し、さらに過去から蘇ったピクル、宮本武蔵の2人についても掘り下げる。そのほか板垣のインタビュー後編と、女優・吉岡里帆のインタビューが収められた。

なおシリーズ最新作「バキ道」は、3月8日に1・2巻が同時発売。「バキ道」では相撲の祖と言われる野見宿禰の名を継ぐ者が刃牙の前に現れる。