“ナンバガは義務教育”のオルタナロックマンガ1巻、ヒトリエ・wowakaらも推薦

「ロッキンユー!!!」1巻(帯付き)(c)石川香織/集英社

石川香織「ロッキンユー!!!」の単行本1巻が、本日6月4日に発売された。

「ロッキンユー!!!」は打ち込めるものを探してる高校1年生のたかしと、「ナンバーガールは義務教育」だというオルタナロック好きでロック研究会に所属する高校生・アキラが織りなす音楽マンガ。新入生向けの部活動紹介で、アキラが演奏するナンバーガールの「透明少女」にたかしが魅了され、ロック研究会の戸を叩いたことから物語は動き出す。劇中にはナンバーガールはもちろん、フジファブリックなど実在のバンドの楽曲が多数登場する。なお1巻の帯にはヒトリエのwowaka、PENGUIN RESEARCHの神田ジョン、柴崎洋輔、新保恵大が推薦コメントを寄せた。

wowaka(ヒトリエ)コメント

“言葉にできない”あの感じ、音に身体ごと“もっていかれた”あの感じ、その瞬間“世界が完璧に違って見えた”、あの感じ。それが音楽と人間の本気だと思っています。その説明のつかない本気が、至る所にみなぎりあふれた、そんな漫画です。強いです。

神田ジョン(PENGUIN RESEARCH)コメント

不二美君が完全に高校生の時の俺なんです。強烈にリンクしてしまう。今このタイミングで「ロッキンユー」を読んで何か眩しいものを感じでしまうのは、長い年月の中でもしかしたらこの頃よりも不純物を色々身につけてしまったからかもしれない、そんな自分の初心を思い出させてくれるような漫画です。

柴崎洋輔(PENGUIN RESEARCH)コメント

ロッキンユー!!!は、昔右も左も分からず、それでも人と合わせるのが楽しくて無我夢中になってたあの頃を思い出させてくれます。もちろん今でも音楽一直線ですし気持ちは全く変わっていませんが、改めてバンドって熱くて、勢いあって、カッコイイと、そう思わせてくれる作品です。

新保恵大(PENGUIN RESEARCH)コメント

二人の、そして石川先生の音楽に対する好きという気持ちが作品全体に溢れていて、その音楽に対する愛を原動力に突き動かされて色々なことに挑戦していく姿がグッときます。

※柴崎洋輔の崎は立つ崎が正式表記。