「映画プリキュア」ゲスト出演の小野賢章「次は男の子プリキュアになりたい」

「映画プリキュアスーパースターズ!」初日舞台挨拶の様子。

「映画プリキュアスーパースターズ!」初日舞台挨拶が、本日3月17日、東京・新宿バルト9で行われた。

2004年2月に放送を開始したテレビアニメ「ふたりはプリキュア」から作品を重ね、15周年を迎えている「プリキュア」シリーズ。「映画プリキュアスーパースターズ!」は最新作「HUGっと!プリキュア」、その前作「キラキラ☆プリキュアアラモード」、前々作「魔法つかいプリキュア!」という3シリーズのプリキュアたちが登場する。ステージには「HUGっと!プリキュア」から野乃はな役の引坂理絵、薬師寺さあや役の本泉莉奈、輝木ほまれ役の小倉唯、そして本作のゲスト声優であるクローバー役の小野賢章が登場しトークを行った。

「HUGっと!プリキュア」の放送開始から1カ月半が経っての感想を問われ、キャスト陣は口々に視聴者や制作者への感謝を述べる。その中で本泉は「私たちもまだキャラクターについて知らないことがあるけど、これから収録していってキャラクターと親交を深め、魅力的な話を届けられるようがんばります」と今後に強い意欲を見せていた。

キーキャラクターであるクローバーを演じた小野は「『プリキュア』はシンプルだけど、大切なことをまっすぐに伝える作品だと改めてわかり、その一端を担わせてもらえて光栄」と歴史あるシリーズに参加できた喜びを語る。続いて本作の入場者特典であるミラクルクローバーライトを取り出して、「なぜ『HUGプリ』の3人がこれを持っていないのか、疑問です。かなりキーアイテムですよね?」とアピール。「次に『プリキュア』に出演できるならどんな役になりたい?」という質問には「やっぱりプリキュア。史上初の男の子プリキュアになりたい」と応じ、男性からの大きな声援と拍手を呼んだ。

本作のテーマである約束にちなんで、ステージの4人は“守りたい約束”を発表する。引坂が「プリキュア」シリーズの先輩がつないできたバトンをつなぐこと、小倉がテレビアニメ版のエンディングテーマ「HUGっと!未来☆ドリーマー」の振り付けをマスターすることを約束する中、本泉と小野は「プリキュア」と関係ない回答で会場を湧かす。「お菓子を食べ過ぎない」と語る本泉は、小倉に「さっき空いたチョコの袋が2つあったけど……」とツッコまれ、すぐさま「約束を掲げたので、これからお菓子を食べ過ぎないようにします!」と高らかに宣言。小野は「『行けたら行く!』と言わない」「行けるときは行く、行けないときは行けないと誤魔化さずに言う」と誓った。

フォトセッション後は、「緊張していたけど、みなさんが和ませてくれて胸を打たれた」という引坂が挨拶。「映画は今日始まったばかり。何度も観て、作品のいいところ……プリキュアの絆や戦闘シーン、クローバーの儚さであったり、(敵である)ウソバーッカの素敵な姿であったり。そういったものすべてを楽しんでいただければと思います」と語って舞台挨拶を終えた。

「映画プリキュアスーパースターズ!」

2018年3月17日(土)全国ロードショー

スタッフ

原作:東堂いづみ
監督:池田洋子
脚本:米村正二
オリジナルキャラクターデザイン:宮本絵美子、井野真理恵、川村敏江
キャラクターデザイン・総作画監督:香川久
作画監督:爲我井克美、小松こずえ
音楽:林ゆうき
美術監督:渡辺佳人
色彩設計:竹澤聡
撮影監督:五十嵐慎一
映画プリキュアスーパースターズ!製作委員会:東映アニメーション、東映、ABCアニメーション、バンダイ、アサツー ディ・ケイ、マーベラス、木下グループ

キャスト

野乃はな:引坂理絵
薬師寺さあや:本泉莉奈
輝木ほまれ:小倉唯
はぐたん:多田このみ
ハリハム・ハリー:野田順子
宇佐美いちか:美山加恋
有栖川ひまり:福原遥
立神あおい:村中知
琴爪ゆかり:藤田咲
剣城あきら:森なな子
キラ星シエル:水瀬いのり
ペコリン:かないみか
朝日奈みらい:高橋李依
十六夜リコ:堀江由衣
花海ことは:早見沙織
モフルン:齋藤彩夏

(c)2018映画プリキュアスーパースターズ!製作委員会