「青に、ふれる。」鈴木望の新作は日本人奴隷をめぐる大河ロマン、JOURで開幕

JOUR4月号

鈴木望の新連載「アスチルベ~船底の花嫁~」が、本日3月1日発売のJOUR4月号(双葉社)でスタートした。

「青に、ふれる。」で知られる鈴木による「アスチルベ~船底の花嫁~」は、日本人奴隷をめぐる大河ロマン。捨て子である少女・龍(たつ)は、ある集落の長に引き取られ、同じく身寄りのない少女の志野と姉妹のように育った。ある日、志野が集落外の家に妾としてもらわれることとなり、龍は寂しさをこらえながら彼女を見送る。しかし志野は家を離れて間もなく、人さらいに捕まってしまう。志野を助けようと飛び出す龍だったが、偶然山に居合わせたポルトガル商人のレオに止められ……。今号の表紙と巻頭カラーを飾った。

連載開始を記念し、鈴木の直筆サイン入りのJOUR4月号を抽選で3人にプレゼントするキャンペーンを実施中。詳細は鈴木作品の公式Xアカウントで確認しよう。応募は3月14日の23時59分まで受け付ける。

このほか、今号から大谷博子「風のペンション」シリーズのリバイバル連載「風のペンション クロニクル」がスタート。第1作となる「風の通る道」第1部から掲載される。