クラファン支援1億円超、TRPG「狂気山脈」原案アニメのパイロット映像公開

「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」ビジュアル (c)狂気山脈 ネイキッド・ピーク

まだら牛が企画・原作・製作総指揮を務めるアニメ映画「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」のパイロット映像が、本日2月28日21時にYouTubeで公開される。

テーブルトークRPGのシナリオを原案としたアニメ「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」。テーブルトークRPGとはテーブルゲームの一種で、プレイヤーがキャラクターを演じ、進行役とともに対話方式で物語を作り上げていく。原案の「狂気山脈 ~邪神の山嶺~」は、クトゥルフ神話で知られるH.P.ラヴクラフトの小説「狂気の山脈にて」の舞台設定をもとに制作されたシナリオとなり、スリリングで不気味な物語が展開する。

アニメ「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」は、極限状態の登山家たちが織りなす挑戦と開拓の人間ドラマ。物語は謎の失踪を遂げた南極観光ジェット機の捜索中に、エベレストをもしのぐ巨大な未知の山脈が発見されたことから始まる。その苛烈な山容から“狂気山脈”と呼ばれる山の頂に挑む、無謀な登山家たちが描かれる。制作にあたり2021年10月にCAMPFIREで実施されたクラウドファンディングでは1億1930万の支援額を集め、同サイトのアニメ・漫画カテゴリで総支援額および総支援者数の歴代1位を獲得した。

まだら牛のYouTubeチャンネルには、同作のメイキングも投稿されており、クライマーや山岳専門職を交えて制作に取り組む様子を収めた約40分間の映像を3月3日まで公開している。まだら牛からはコメントも到着した。

まだら牛コメント

“クトゥルフ神話”の生みの親、H.P.Lovecraftが残した怪作「狂気の山脈にて」。
その舞台設定を下敷きに描く、登山家たる主人公たちが未知の領域に挑む、挑戦と開拓の人間ドラマ。
それが、「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」の物語です。

いち個人が、TRPGシナリオ原案の物語をアニメ映画化するという無謀な挑戦。
その頂に至るため、2021年10月にクラウドファンディングを実施。
多大なるご支援と応援を頂き、それを元手に1年間かけて、
なんとかパイロット・フィルムの完成に漕ぎつけました。

パイロット・フィルムには、創りたい映像のエッセンスを詰め込みました。
ですが、ここはゴールではなくスタート地点です。
挑戦はここからが本番。

その頂からの景色を。
共に見たいと思っていただけるならば、どうかお力をお貸しください。
死力を尽くします。
一緒に夢を見てください。

アニメ映画「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」パイロット映像

企画・原作・製作総指揮:まだら牛
監督:熊谷友作(STEREOTYPE)
キャラクターデザイン:海島千本
クリーチャーデザイン:大山竜
作画監督:黒崎知栄実
美術監督:加藤靖忠(スマーチル)
撮影監督:石見優作(STEREOTYPE)
色彩設計:のぼりはるこ
音楽:高田龍一(MONACA)
山岳監修:株式会社山屋
アニメーション制作:STEREOTYPE、ジーアングル
制作:FOREST LIMIT、THINKR
総合プロデューサー:ワタナベミズキ