星野桂が装画を担当、死の瞬間を追体験する能力持った捜査官描いた小説

「ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男」(c)水守糸子・星野桂/集英社オレンジ文庫

星野桂が装画を担当した水守糸子の小説「ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男」が、2019年1月19日に刊行される。

「ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男」は、遺体に触れるとその死の瞬間を追体験できる能力を持つ特殊捜査官・笹川硝子を主人公にした物語。集英社主催による「2018年ノベル大賞」に「さよなら、Mr.ナイトメア」のタイトルで投稿され、佳作を受賞している。本作の担当編集は星野の起用理由について、「文庫化にあたり何度も読み込むうちに、断ち切れない過去に引きずられながらも、未来を向いて歩んでいく主人公・硝子の姿が、『D.Gray-man』の主人公アレン・ウォーカーに重なって見えました。そして、キレイなのにどこか不穏な雰囲気をはらんだ『D.Gray-man』コミックスの一連のカバー絵を描かれた星野先生に、『過去に絡め取られそうな硝子』を是非描いていただきたいと思ったのがきっかけです」とコメントした。