「風夏」完結、“妄想”短編集発売!マガジンで記憶を失くしたスケーター描く新連載も

「風夏」特設サイトの画像。

瀬尾公治「風夏」が、本日4月4日発売された週刊少年マガジン18号(講談社)にて最終回を迎えた。

2014年2月より同誌にて連載開始した「風夏」は、人を惹きつける魅力を持つ少女・秋月風夏と、内気な少年・榛名優が出会ったことから始まる物語。2017年1月にはテレビアニメ化された。単行本は19巻まで発売中で、最終20巻は4月17日発売。今号には本編の最終回とともに「秋月風夏編」の最終回が袋とじで収められた。

また完結を記念し「風夏 ヤッちゃう!? ヒロインとの妄想初体験 SPECIAL EDITION」と題した短編集の発売と、「風夏」のオリジナル楽曲「Wings of light」の無料配信が決定。短編集は本編で辿ることがなかった展開を“妄想”として描く内容で、描き下ろしの短編やオールカラーの短編も収められる。そして「Wings of light」は、瀬尾が作詞、WEST GROUNDが作曲、Lynnが歌唱を担当。同曲はYouTubeでも聴くことができる。さらに誌面では「風夏」のサイン入り生原稿が抽選で100名に当たるプレゼント企画も実施している。

そのほか今号にて、新鋭・日笠希望の新連載「キスアンドクライ」が始動した。本作は、事故で1年間眠っていた元天才フィギュアスケーター・橘龍希を描く物語。フィギュアスケーターとして活躍していた自分の記憶を失ってしまった龍希は、目を覚ましつらい現実を知ることになるが……。2017年5月に同誌で行われた、読者投票で読み切りが連載になる企画に登場した本作。読者アンケート1位獲得とSNSなどの反響を受け、連載の運びとなった。