「うみべの女の子」ティザービジュ2種公開、海辺にいる小梅と磯辺映した特報も

映画「うみべの女の子」ティザービジュアルの「【海】ver.」。(c)2021『うみべの女の子』製作委員会

浅野いにお原作による実写映画「うみべの女の子」のティザービジュアルと特報が公開された。

マンガ・エロティクス・エフ(太田出版)で発表された「うみべの女の子」は、海辺の小さな街で暮らす中学生の小梅が、憧れの三崎先輩に手ひどく振られたショックから、かつて自分のことを好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺と関係を持つようになる物語。映画では監督を浅野作品のファンだというウエダアツシが務め、小梅役を石川瑠華、磯辺役を青木柚が演じる。ティザービジュアルは「【海】ver.」「【性】ver.」の2種類。「【海】ver.」では吹きつける雨風に抗うことなく、どこか憂いを帯びた眼差しの小梅と、青いフードジャケットを被った磯辺が、お互いにあらぬ方向を見つめている。一方の「【性】ver.」には小梅のブラウスのボタンを外す磯辺と、それを無防備に受け入れる小梅の姿が写された。

特報ではworld’s end girlfriendによる劇伴と、波打ち音が鳴り響く中「この街には、真夏になってもあまり賑わうことのない小さな浜辺があって、私はその浜辺で何かを探しながら歩くのが好きだった」という小梅のナレーションが入る。さらに海辺に散乱する漂流物や無造作に設置された消波ブロック、そして、そんな場所を寄る辺とする小梅と磯辺が映し出された。また映像には小梅の「ねえ磯辺。あたしと、セックスしたい?」というセリフも使われている。

映画「うみべの女の子」は8月20日に東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。R15+指定作品として上映される。

映画「うみべの女の子」

2021年8月20日(金)東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開

スタッフ・キャスト

原作:浅野いにお「うみべの女の子」(太田出版<f×COMICS>)
監督・脚本・編集:ウエダアツシ
音楽:world’s end girlfriend
挿入曲:はっぴいえんど「風をあつめて」(PONY CANYON / URC records)
製作:藤本款、吉田尚子、市村亮、前信介、村松克也、宮前泰志、水戸部晃
エグゼクティブプロデューサー:甲斐真樹
プロデューサー:白川直人、秋山智則
ラインプロデューサー:鈴木徳至
技術コーディネーター:豊里泰宏
宣伝プロデューサー:小口心平
撮影:大森洋介
照明:石垣達也
音響:弥栄裕樹
美術・装飾:横張聡
衣裳:小宮山芽以
ヘアメイク:河本花葉
助監督:平波亘
制作担当:飯塚香織
共同脚本:平谷悦郎
制作プロダクション:スタイルジャム
制作協力:コギトワークス
配給:スタイルジャム
出演:石川瑠華、青木柚、前田旺志郎、中田青渚、倉悠貴、宮崎優、高橋里恩、平井亜門、円井わん、西洋亮、高崎かなみ、いまおかしんじ、村上淳

※映画「うみべの女の子」はR-15+指定作品。

※宮崎優の崎は立つ崎、高橋里恩の高ははしご高が正式表記。