37年間にわたる楠本まきの軌跡を辿る展覧会が京都で、書籍の発売やコラボメニューも

「『線と言葉・楠本まきの仕事』展」ポスタービジュアル

楠本まきの展覧会「『線と言葉・楠本まきの仕事』展」が、6月10日から8月30日まで京都・京都国際マンガミュージアムにて開催される。

1984年のデビュー以来、37年間にわたる楠本の仕事を通覧する本展。「KISSxxxx」「Kの葬列」「致死量ドーリス」「赤白つるばみ」シリーズなど、楠本の仕事の軌跡をたどりながら、「線」と「言葉」が織りなす楠本の作品世界に迫る。会場では原画約30点のほか、エッチング、全書籍、手書き指定の入った校正紙、ファックス、作品内に描かれた小道具なども公開される。

また展覧会にあわせ、6月には書籍「線と言葉・楠本まきの仕事」を発売。楠本のインタビューや編集者・デザイナーとの対談、京都国際マンガミュージアム館長・荒俣宏ほかによる寄稿などが収録される。

さらに併設するカフェ「前田珈琲マンガミュージアム店」では展覧会限定のコラボメニューを提供。「クリームティーセット」「アフタヌーンティーセット」「『赤白つるばみ』のかき氷(苺ミルク)」「楠本まき展限定ラテアート」といったメニューが用意された。

「『線と言葉・楠本まきの仕事』展」

会期:2021年6月10日(木)~8月30日(月)
時間:10:30~17:30(最終入館は17時)
休館日:毎週火曜日・水曜日(※7月15日(木)~8月30日は無休)
会場:京都府 京都国際マンガミュージアム2階 ギャラリー1・2・3
料金:無料(マンガミュージアム入場料が別途必要)