新たな「スケバン刑事」がプリンセスで、和田慎二版のレアエピソードを収録した付録も

「時をかけるスケバン刑事」扉ページ

和田慎二原作による室長サオリの新連載「時をかけるスケバン刑事」が、本日1月6日に発売された月刊プリンセス2月号(秋田書店)でスタートした。和田の「スケバン刑事」を題材とした新たな物語となっている。

1975年より花とゆめ(白泉社)で連載された「スケバン刑事」は、不良少女である麻宮サキが学生刑事に任命され、警察では暴くことのできない学園の悪と、ヨーヨーを武器に対決する作品。ドラマ化、映画化、OVA化もされた和田の代表作だ。現代を舞台にした「時をかけるスケバン刑事」は、空手を習っているものの気弱な女子高生・佐木巴が主人公。ある事件に巻き込まれた巴が夜の学校に忍び込み、そこでヨーヨーを拾ったことから物語が動き出す。なお今号の表紙は、和田のファンとして知られ、コラボマンガを描いた経験もある森勇気が、「スケバン刑事」の麻宮サキを描き下ろしている。

また今号の付録には、「『スケバン刑事』プレミアム・コミックス」が用意された。和田が「スケバン刑事」連載前に描いたプロトタイプ的作品「校舎は燃えているか!?」と、人気キャラ・神恭一郎にスポットを当てた「神恭一郎白書」の2エピソードのほか、イラストギャラリー、編集者からのコメントが収録されている。さらに次号3月号からは福井あしびによる新連載「Re:スケバン刑事」がスタート。こちらは原作「スケバン刑事」に準拠したリメイク版となっており、今号には“プレ新連載”として5ページのマンガが掲載されている。

そのほか今号では菅野文「薔薇王の葬列」のスピンオフとして阿部川キネコが描く「キング・オブ・アイドル薔薇王の学園」が開幕。「薔薇王の葬列」のキャラクターたちが、芸能人を育成する学園に通うという設定の作品だ。