細野不二彦がeスポーツを題材に少年少女の交流描く前後編読み切り、BCに掲載

「白×墨」扉ページ

細野不二彦の読み切り「白×墨(ハクボク)」の前編が、本日12月10日発売のビッグコミック24号(小学館)に掲載されている。

「白×墨」はeスポーツを題材とした作品。物語は10年前、「俺の人生はもう終わっている」と考える14歳の墨谷陸と、スクールカースト上位のクラスメイト・白神あやねの交流が始まるところから描かれる。後編は次号に掲載。なお細野による「バディドッグ」最終11巻と「ギャラリーフェイク」35巻は12月25日に2冊同時発売される。

そのほか今号には新鋭・かくたすずによるショートラブストーリー「代理人マスク」が登場。AIが搭載され、最適な会話を代理で行う“代理人マスク”を使う女子大生を描いている。また今号の表紙は川崎フロンターレの中村憲剛選手が飾った。中村は「ビッグコミック様の表紙に掲載していただくことは、本当にすごいことだと若い頃から認識していますし、我が事ながら自分の18年間のキャリアがこの出来事によって昇華されたと、そのくらいのことだと思っています」と喜びをあらわにした。

中村憲剛選手コメント

川崎フロンターレの中村憲剛です。このたび、ビッグコミック様の表紙を飾らせていただくということで、まずは素直にびっくりしています。そして震えています(笑)。
ビッグコミック様の表紙に掲載していただくことは、本当にすごいことだと若い頃から認識していますし、我が事ながら自分の18年間のキャリアがこの出来事によって昇華されたと、そのくらいのことだと思っています。
何度も言いますが、とても嬉しいです。自分を選んでくれた編集部の方に感謝しています。
皆さん、買うのはもちろんのこと、この表紙の写真を撮って、SNSで拡散してください(笑)。よろしくお願いします!

ビッグコミック編集部コメント

実は今回中村選手を表紙に起用したのは、川崎フロンターレが快進撃を見せていて、そのシンボル的存在の選手というのが理由でした。引退が発表されたのは表紙が決まってからでしたので、編集部としても驚くとともに、プレーヤーとして表紙を飾っていただける最後のチャンスをものにできたことを喜んでおります。