長池とも子が描く、ルネサンス期の歴史ロマンス「傭兵隊長の花嫁」

「傭兵隊長の花嫁」

長池とも子「傭兵隊長(コンドッティエーレ)の花嫁」が、本日4月16日に発売された。

本作の舞台は16世紀のイタリア。メディチ家に仕える料理人の娘・エレナは奥方であるマリアの命令で、ロマーニャ地方・チェゼーナの新領主であるダヴィデの城に向かう。表向きには人手が足りない城のお手伝いだったが、実はダヴィデをいつかメディチ家に迎えるため、人となりを探ってほしいという思惑があった。ダヴィデはエレナを城内に入れようとさえしなかったが、エレナは美味しいパンを作ることで兵士たちの心をつかみ、城で働き始める。本作はプリンセスGOLD(秋田書店)にて連載された。