「アンパンマン」ジャムおじさん役が山寺宏一に、増岡弘から30年余の歴史受け継ぐ

ジャムおじさん (c)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

TVアニメ「それいけ!アンパンマン」に登場するキャラクター・ジャムおじさんのキャスト交代が発表された。増岡弘が卒業し、以降同役を山寺宏一が引き継ぐ。

増岡はジャムおじさん役のほかに、アニメ「サザエさん」のフグ田マスオ役を務めたことでも知られている。1988年に「それいけ!アンパンマン」の放映が開始されて以来、30年以上にわたってジャムおじさんを演じてきた。このたびの卒業は増岡本人の意向によるもの。日本テレビにて8月9日に放送される第1464話「アンパンマンとはみがきこちゃん/フランケンロボくんとちゅらおばあ」が最後の出演となる。

新たにジャムおじさんを演じる山寺は増岡について「増岡弘さんは演技だけでなく、そのお人柄も含めてジャムおじさんそのものです。代われる人などいません」とコメント。「その優しさと温かさにふれてきた者の一人として、少しでも増岡さんのジャムおじさんに近づけるよう、精一杯つとめさせて頂きます」と意気込みを語った。なお山寺は本作にて、めいけんチーズ、かばおくんも演じている。

山寺宏一(ジャムおじさん役、めいけんチーズ役、かばおくん役)コメント

増岡弘さんは演技だけでなく、そのお人柄も含めてジャムおじさんそのものです。代われる人などいません。でも30年以上、その優しさと温かさにふれてきた者の一人として、少しでも増岡さんのジャムおじさんに近づけるよう、精一杯つとめさせて頂きます。

高橋雄一氏(プロデューサー)コメント

ジャムおじさんがパンに命を吹き込むように、増岡さんには番組に、愛と勇気を吹き込んでいただいてきました。30年以上の長きに渡り、「それいけ!アンパンマン」を支えていただき、心より感謝申し上げます。収録スタジオでお会いできないのは寂しいですが、これからも増岡さんに安心して観てもらえるような番組作りをして参ります。