「ワイルド7」ユキ初登場の「コンクリート・ゲリラ編」を雑誌サイズで刊行

「ワイルド7 1970-71 コンクリート・ゲリラ [生原稿ver.]」イメージ (c)2017 Sanae Mochizuki ※画像は制作中のサンプル。実際の誌面の仕上がりとは多少異なる場合がある。

望月三起也の単行本「ワイルド7 1970-71 コンクリート・ゲリラ [生原稿ver.]」が、7月に復刊ドットコムより刊行される。

昨年4月に肺腺がんのため死去した望月。追悼記念としてリリースされる同書は、同じく復刊ドットコムより刊行された「ワイルド7 イラストレーションズ」「ワイルド7 1969 野性の7人 [生原稿ver.]」が好評を博し、発売に至った。1970年から71年にかけて、週刊少年キング(少年画報社)に掲載された「コンクリート・ゲリラ」編には、のちに「ワイルド7」の紅一点として活躍する本間ユキが初登場。日本の内乱を目論む強力なゲリラ組織と、それを狩るゲリラハンターの美女・ユキ、ワイルド7による三つ巴の戦いが展開される。

“生原稿バージョン”となる同書は、スミやベタの濃淡、鉛筆の描き込み、ホワイトでの修正跡、写植文字の貼り跡など、当時の原稿をそのままに印刷。また連載時のカラーページが再現されるほか、扉絵のギャラリーや図説も収録される。単行本は雑誌サイズのB5判で、512ページの大ボリュームにより出版。なお復刊ドットコムにて同書を購入した人には、先着で望月のサインがプリントされたオリジナルのカラーイラストカードがプレゼントされる。

(c)2017 Sanae Mochizuki ※画像は制作中のサンプル。実際の誌面の仕上がりとは多少異なる場合がある。