アカデミー賞、長編アニメーション賞はピクサー映画「リメンバー・ミー」

「リメンバー・ミー」ビジュアル

ディズニー / ピクサーのアニメ映画「リメンバー・ミー」が、第90回アカデミー賞長編アニメーション賞を獲得した。

「リメンバー・ミー」は1年に1度だけ、亡くなった家族に会えるという“死者の日”の祝祭を題材にしたアドベンチャー作品。「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチが監督を務め、同作のストーリーボードアーティストであるエイドリアン・モリーナが共同監督として名を連ねている。

物語の主人公は、ミュージシャンに憧れながらも、家族に音楽を聴くことすら禁じられている少年・ミゲル。ある日ミゲルは、古い家族写真をきっかけに自分の高祖父が伝説のミュージシャン・デラクルスなのではないかと推測する。ミゲルはデラクルスの墓に忍び込み、彼のギターを手にするが、その瞬間“死者の国”に迷い込んでしまい……。

同作は3月16日より全国ロードショー。「アナと雪の女王」の新作短編「アナと雪の女王/家族の思い出」が同時上映される。

なお短編アニメーション賞は「ディア・バスケットボール(原題)」が受賞。桑畑かほるが共同監督を務めた「ネガティブ・スペース(原題)」は、ノミネートされ話題を集めていたが、受賞を逃した。

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