「ルパン帝国再誕計画」始動、森田崇が再編集した「アバンチュリエ」Kindle版

「ルパン帝国再誕計画」告知画像。

モーリス・ルブランの小説「怪盗アルセーヌ・ルパン」シリーズを原作とした森田崇「怪盗ルパン伝 アバンチュリエ」のkindle版が刊行開始された。

「怪盗ルパン伝 アバンチュリエ」は、トリックに凝った劇的なスタイルと義賊的行いで世間を騒がす、怪盗アルセーヌ・ルパンの活躍を描く物語。イブニング(講談社)にて連載された「『怪盗紳士』篇」「『金髪婦人』篇」計5冊、月刊ヒーローズ(ヒーローズ)にて連載された「『公妃の宝冠』篇」、「『ユダヤのランプ』篇」「『奇巌城』篇」計5冊が刊行されている。

「怪盗ルパン伝 アバンチュリエ」のプロモーションおよびアルセーヌ・ルパン関連のコンテンツを盛り上げるべく、森田を中心に立ち上げた団体「エギーユ・クルーズ」の活動「ルパン帝国再誕計画」の第1弾としてリリースされたこのKindle版は、森田自身が再編集したもの。現在1~3巻が配信中で、2月18日に4、5巻、2月25日に6巻、3月4日に7巻、3月11日に8~10巻が順次リリースされる。なお1巻は3月末まで99円で配信。

今後「エギーユ・クルーズ」では、ミステリマガジン(早川書房)とのタイアップや・旅行会社と提携した「アルセーヌ・ルパン聖地巡礼ツアー」、「アルセーヌ・ルパン研究本」の製作などが予定されている。