「AT-X新サービス発表会」で大和田伸也にアニメプレゼン!選ばれた作品は

「AT-X新サービス発表会」の様子。

「AT-X新サービス発表会」が「AnimeJapan 2024」内にて去る3月23日に開催され、大和田伸也、スフィアの戸松遥、寿美菜子、高垣彩陽、豊崎愛生、さらに寺島拓篤、マヂカルラブリーの野田クリスタル、村上が登壇した。

このステージではAT-Xが提供する新たなアニメ紹介型動画配信サイト・AT-DX(エーティーディーエックス)を紹介。AT-DXはアニメ市場の拡大に伴い作品数が増え続けている昨今、視聴者がアニメを見逃しているケースも少なくないことが予想されるため、新たなアニメと出会う”きっかけ”を提供するサービスだ。登壇者はそれぞれが出演するAT-DXの番組をアピール。マヂカルラブリーに野口衣織(=LOVE)がアニメをわかりやすく紹介する「マヂラブのマヂでラブになるTV」について、初めてMCを務める野口のぎこちなさに村上が言及すると、野田は「すごいかわいいんですよ。絶対に慣れないでほしいです」と強く願った。

続いてはスフィアが、節目を迎えた声優のアニバーサリーを盛り上げる「#アニバ声優~記念に〇〇してみた~」を紹介。彼女たちは結成15周年を迎えた”アニバ声優”として同番組の第1回に出演する。豊崎は「私たちにとって、とっても大切な場所」と話しながら、4人で主演を務めたアニメ「夏色キセキ」の舞台である静岡県・下田市を聖地巡礼したと述べる。戸松は4人のトークが、15年の歴史の振り返りから他愛のない話にまでおよぶと言い「スフィアを知ってる方も、これをきっかけにスフィアを知ってくださる方にもぜひ見ていただきたい」と幅広い視聴者が楽しめる内容だと伝えた。

大和田が出演し、独特の世界観でアニメを紹介する「大和田伸也のチンボラソトゥーハン」の初回では「コスモウォーリアー零」がフィーチャーされる。大和田は自身の出身地である福井県敦賀のシンボルロードに、松本零士作品のキャラクターのモニュメントが飾られていることに触れ「縁があるなと思ってるんです」と笑顔を見せた。また番組タイトルの「トゥーハン」は番組でアニメを通販風に紹介することから「通販」にもじって名付けられたことも明かされた。

ステージには「STUDIO HISASHI with Anime」に出演するHISASHI(GLAY)からビデオメッセージが到着。初回放送でのHISASHI とTERUによるトークの模様が映像で流れると、登壇者一同は2人の貴重なアニメトークに「すごいなあ」と声を漏らした。寺島は自身が田所あずさ、白石稔、野水伊織とともに出演するAT-Xの番組であり、AT-DXでもアーカイブ配信される「とにかくゆるく過ごしたい!」を紹介。4人がルームシェアをしている設定で遊んだり、ゲームをしたりする番組を「本当にのんびりしていて、だからご覧の皆さんも同じように茶の間にいるような感覚でなんの体力もいらずに楽しめる」とオススメした。

ここからは登壇者それぞれが大和田にアニメをプレゼンするコーナーを展開。自身も出演する「ダイヤのA」を挙げた寺島は、年齢や性別関係なく楽しめる作品であると話し「彼らが野球にかける熱い思いっていうのは、大和田さんにも届くんじゃないか」と自信を見せた。スフィアは関わりの深い作品「夏色キセキ」を、下田市の景色が美しく描写されているとアピールする。最後にマヂカルラブリーが「ゾンビランドサガ」を「大和田さんの好きなゾンビと、大和田さんの好きなアイドルが一緒になった」と大雑把に紹介すると、「あまり観たことがない」と興味津々。大和田が一番観たいと思った作品は「ゾンビランドサガ」に決定した。

最後にステージには鏡開きのセットが登場。AT-Xの代表取締役・川崎由紀夫氏が登壇し「皆さんに、本当にアニメというものをもっと違った形で楽しんでいただこうと思っております」と意気込みを述べる。そして全員で鏡開きのセレモニーを見事に成功させ、新サービスを紹介するステージは締めくくられた。