鳥山明が急性硬膜下血腫で死去、68歳

鳥山明の自画像イラスト。

鳥山明が、3月1日に急性硬膜下血腫で死去していたことがわかった。68歳だった。

これは本日3月8日にバード・スタジオとカプセルコーポレーション・トーキョーから発表されたもの。訃報を伝えるとともに「熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません」と悔やむ言葉と、「ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました。これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、未長く皆様に愛され続けることを切に願います」とファンへの言葉が綴られた。なお葬儀は近親者のみで執り行われ、本人の意向により、香典や献花は辞退するとのこと。お別れの会などの開催は未定で、決まり次第告知すると伝えられている。

鳥山は愛知県西春日井郡清洲町生まれ。1978年に週刊少年ジャンプ(集英社)にて「ワンダー・アイランド」でデビューし、1980年に担当編集者である鳥嶋和彦のアイデアを受けて連載を始めた「Dr.スランプ」でブレイクした。その後発表された「ドラゴンボール」は大ヒットし、アニメ化やゲーム化などさまざまなメディアミックスが展開された。「ドラゴンクエスト」シリーズなど、ゲームのキャラクターデザインでも知られている。