TAAF2024「ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー」上映、海外作品も続々

「装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー」ビジュアル (c)サンライズ

国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2024(TAAF2024)」の最新プログラムが公開に。「装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー」などの上映が行われる。

3月8日から3月11日まで開催されるTAAF2024。「装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー」は初日となる3月8日18時より東京の池袋シネマ・ロサ ロサ1にて上映される。高橋良輔監督のアニメ功労部門顕彰を記念して行われる同作の上映会。上映終了後には高橋監督が登壇するトークショーも展開し、新作の監督に挑む81歳の高橋監督が自身の“これから”について語る。

海外作品の上映も決定した。フランスの長編アニメーション「ニナとハリネズミの秘密」は日本初上映。主人公・ニナが親友とともに、失業した父が働いていた工場に隠されているという財宝の強奪計画を立てる物語だ。「~アジアン季節風~ 中国短編アニメーション作品選」と題された特集では中国の最新短編アニメーションを公開。「お父さん!キャッシュレスと戦おう!」「宿敵」「夢喰いキノコ」「ボトル サンダー」「夜猫」5作品の異なる表現方法が楽しめる。

3月9日と10日には「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2024 in TAAF」が開催決定。スタジオジブリ、トリガーなどアニメ関連企業が参加し「アニメーション制作に係わる制作者が必要とするデジタル制作技術に関する情報獲得の機会を提供する」という目的のもと、ツールやシステムの紹介、アニメーション制作におけるノウハウの共有などを行う。なお3月9日13時から行われる各社の事例紹介はYouTube Liveでの配信も予定されている。そのほか、TAAF2024コンペティション部門ノミネート作品のクリエイターが登壇するトークショーの実施も発表された。

TAAFは今回で11回目の開催となる国際アニメーション映画祭。日本国内で未興行の世界のアニメーション作品を対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメーション作品を対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」をはじめとしたさまざまな賞を授与する。TAAF2024の「アニメ オブ ザ イヤー部門」の作品賞には、劇場映画部門で「THE FIRST SLAM DUNK」、TVシリーズ部門で「【推しの子】」が選出された。

「東京アニメアワードフェスティバル2024(TAAF2024)」

期間:2024年3月8日(金)~11日(月)

アニメ功労部門顕彰記念「装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー」&トークショー

日時:2024年3月8日(金)18:00~19:30
会場:東京都 池袋シネマ・ロサ ロサ1
出演:高橋良輔監督、氷川竜介(モデレーター)

「ニナとハリネズミの秘密」

日時:2024年3月9日(土)20:25~21:42
会場:東京都 Mixalive TOKYO B2F Hall Mixa

「~アジアン季節風~ 中国短編アニメーション作品選」

日時:2024年3月9日(土)11:45~13:15
会場:東京都 TOHOシネマズ 池袋 スクリーン4
上映作品:「お父さん!キャッシュレスと戦おう!」「宿敵」「夢喰いキノコ」「ボトル サンダー」「夜猫」

「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2024 in TAAF」

各社事例紹介

日時:2024年3月9日(土)13:00~17:30
会場:東京都 としま区民センター 6階 601~602会議室
出演:スタジオジブリ、スタジオポノック、スタジオコロリド、EOTA、キューンプラント、マーザ・アニメーションプラネット、トリガー
配信:YouTube Live

展示

日時:2024年3月10日(日)11:00~17:00
会場:東京都 としま区民センター 7階 701~703会議室
出展社: CLIP STUDIO PAINT、Toon Boom Animation、アドビ、Open Toonz、Epic Games Japan&Praxinos、スプラッシュトップ、リトルビット、PSOFT、e-Conte Board(SGA Works)、Calipeg(Enoben)、Procreate 、コダックアラリスジャパン、六方

「TAAF2024 トーク&トーク」

日時:2024年3月8日(金)11:00~17:30、3月9日(土)11:40~17:15、3月10日(日)11:40~17:20
会場:東京都 オトメイトビル6F オトメイトスクエア
モデレーター:万木壮

高橋良輔の高ははしごだかが正式表記。