「君たちはどう生きるか」第96回アカデミー賞の長編アニメ映画部門賞にノミネート

「君たちはどう生きるか」場面カット (c)2023 Studio Ghibli

宮崎駿が監督を務めるアニメ映画「君たちはどう生きるか」が、第96回アカデミー賞の長編アニメーション映画部門賞にノミネートされた。

今回のノミネートは、アメリカで2002年に公開された「千と千尋の神隠し」、2005年に公開された「ハウルの動く城」、2014年に公開された「風立ちぬ」に続いて4度目となるもの。この発表に伴い、鈴木敏夫プロデューサーからは「『千と千尋の神隠し』に引き続き2度目のオスカーがもらえたら、本当に嬉しいです。3月の発表を心待ちにします」とコメントが寄せられた。

「君たちはどう生きるか」は戦争中の日本を舞台に、母親を火事で亡くした少年・眞人(まひと)が東京から母親の実家がある村に戻ったことから展開される物語。あらすじ、予告映像などの情報を事前に明かさないという異例の方針で話題となり、2023年7月14日に全国公開された。なおアメリカおよびカナダでは、「The Boy and the Heron」のタイトルで12月に公開され、公開初日から3日間の興行収入は約19億円を記録。日本の映画オリジナル作品としては初となる、北米週末興行収入ランキング第1位を獲得している。

鈴木敏夫プロデューサーコメント

「千と千尋の神隠し」に引き続き2度目のオスカーがもらえたら、本当に嬉しいです。3月の発表を心待ちにします。

宮崎駿の崎はたつさきが正式表記。