「はめふら」内田真礼、パワーアップした劇場版に「帰ってきた感があります!」

左から村瀬歩、小野賢章、内田真礼、蒼井翔太。

劇場版「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の公開記念舞台挨拶が、本日12月9日に東京・TOHOシネマズ日比谷で開催された。イベントにはカタリナ役の内田真礼、ジオルド役の蒼井翔太、劇場版の新キャラクター・アーキル役の小野賢章、クミート役の村瀬歩が登壇。TVシリーズの初放送から約3年を迎えた思いや、アフレコでの裏話などが披露された。

カタリナをイメージした青色のドレスで登壇した内田は、劇場版について「劇場版ならではのパワーアップがあって、帰ってきた感があります!」と胸を張る。黒一色の衣装で登壇した蒼井は「ジオルドは白の衣装だけれど、劇場版を観てハラハラしすぎて今日の僕の衣装は黒一色になりました。ジオルドの黒い部分が衣装にまで影響を与えています」と語り会場は笑いに包まれた。

一方、小野は「今日はアーキル小野で行きます!」と挨拶。劇場版について「エンディングも素敵で、僕は34歳既婚者ですが、こんなにニヤニヤしていいものなのかと。まるでプレゼントをもらったかのような気分です」と作品の世界観に魅了された様子を見せた。村瀬は小野に倣って「クミ瀬歩です!」と挨拶。「見どころ盛りだくさんの作品で、ショーのシーンも映画館の大スクリーンで観る価値のある仕上がりです。音ハメも気持ちがよくて、臨場感を煽る作り。今朝も一度観ちゃいました」と報告した。

小野は自身が演じるアーキルについて「人見知りだけれど普通に顔面いいなと思いました」と好印象。またアーキルがカタリナに惹かれた理由については「カタリナの見返りを求めない無償の愛。それに何度も会いに来てくれるので『え? 好きなの? そんなに用もなく会いに来ないでしょ?』となる」とドキドキしていたことを明かした。村瀬はクミートのことを「義理堅くて人に懐くタイプ」と表現。「言葉にせずとも感じる仲間との絆に思いを馳せながら演じました」と収録を振り返った。

その後、登壇者にとっての今年の漢字一字を発表するコーナーへ。「麺」と回答した内田が、「食べたい!と思ってがんばって家系に入りました」と報告すると、会場からは今日一の拍手喝采が沸き起こった。「お米を頼んでほうれん草をバウンドさせて混ぜてニンニクやらを入れて……悪いことをしている気がしましたが、30代を楽しんでいると思いました!」と声を弾ませ「来年こそは二郎系ラーメンに行きたい!」と新年の抱負も述べた。

和気あいあいの舞台挨拶も終了の時間が近づいてくる。最後に内田は「新キャラや新設定が盛りだくさんの内容で、この作品のスタッフさんたちの愛を感じる一本になっています。本編以外の映像特典も手が込んでいるので、映画館で観てもらって『はめふら』面白かった!とSNSで広げてほしい。カタリナたちは元気にスクリーンの中を走り回っているので、何度も映画館に観に来てください!」と大ヒットを祈願しイベントは閉幕した。

劇場版「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」

2023年12月8日(金)公開

スタッフ

原作:山口悟(一迅社文庫アイリス/一迅社刊)
キャラクター原案:ひだかなみ
監督:井上圭介
構成:清水恵
脚本:清水恵、笹野恵
キャラクターデザイン:大島美和
サブキャラクターデザイン:藤岡三徳、武志鵬
プロップデザイン:武志鵬
美術監督:込山明日香
色彩設計:重冨英里
3Dディレクター:栗林裕紀
2Dワークス:柏原進、新谷優子
撮影監督:衛藤英毅(EXPLOSION)、衛藤直毅(EXPLOSION)
編集:瀧川三智(REAL-T) 
音響監督:亀山俊樹
音楽:日音
アニメーション制作:SILVER LINK. 
配給:アスミック・エース

キャスト

カタリナ・クラエス:内田真礼
ジオルド・スティアート:蒼井翔太
キース・クラエス:柿原徹也
アラン・スティアート:鈴木達央
ニコル・アスカルト:松岡禎丞
メアリ・ハント:岡咲美保
ソフィア・アスカルト:水瀬いのり
マリア・キャンベル:早見沙織
アーキル:小野賢章
クミート:村瀬歩
ナシート:鬼頭明里
ハーティ:上田麗奈
アルクス:日笠陽子
ピヨ:釘宮理恵