暴力、怠惰、嫉妬…大山海が描く地獄のシェアハウス群像劇「令和元年のえずくろしい」

「令和元年のえずくろしい」

「奈良へ」で知られる大山海の単行本「令和元年のえずくろしい」が、本日10月14日に発売。上梨裕奨が原案を担当した。

トーチwebで発表されている「令和元年のえずくろしい」は、大阪のシェアハウス・ナニハウスを舞台に展開する群像劇。ゼロ年代から続くナニハウスでは、さまざまな傷を抱えた10人の若者たちが共同生活を送っている。住人たちは互いの感情をぶつけ合いながら過激な青春を謳歌していく。しかしその生活は、着実に崩壊へと向かっていた。暴力、淫蕩、怠惰、傲慢、嫉妬など、住民の負の部分からさまざまなトラブルが起こる“地獄”のシェアハウスの様相が描かれる。なお「えずくろしい」は京言葉で不快、あくどいという意味を持つ。

単行本の初回特典には「ナニハウスまんだら」ステッカーが用意された。配布対象店舗はトーチwebで確認しよう。なお10月22日14時からは、東京・西荻窪の今野書店で大山のトーク&サイン会を実施。オンライン参加も可能となっている。