抜群の記憶力を持つ少女が、後宮の謎を探る中華ファンタジー「稀色の仮面後宮」1巻

「稀色の仮面後宮」1巻

「稀色(まれいろ)の仮面後宮」1巻が本日9月27日に発売された。松藤かるりの小説をゆととがコミカライズしている“中華ファンタジックミステリー”だ。

物語の舞台は、殺しても死なない「不死帝」が統べる霞(か)の国。一度見たものを忘れない、特別な瞳を持つ董珠蘭(とうしゅらん)は、その能力ゆえに海神の贄姫として村のはずれで孤独に過ごしていた。そんな彼女のもとを訪れたのは、3年前に失踪した兄と、謎の青年・楊劉帆(ようりゅうほ)。劉帆は、窮地にある珠蘭の兄を解放することを条件に、珠蘭を後宮へ呼び寄せて……。珠蘭は後宮の不穏をその瞳で探ることになる。