鳥嶋和彦が編集者目線で“漫画術”を語る著書、鳥山明による描き下ろしも

「Dr.マシリト 最強漫画術」(帯付き) (c)バード・スタジオ/集英社

週刊少年ジャンプ(集英社)の6代目編集長を務めた鳥嶋和彦の著書「Dr.マシリト 最強漫画術」が、本日7月21日に集英社より発売された。

編集者として鳥山明桂正和稲田浩司らを発掘・育成し、「Dr.スランプ」に登場するDr.マシリトのモデルとしても知られる鳥嶋。「Dr.マシリト 最強漫画術」では鳥嶋が“漫画術”について編集者目線でまとめており、鳥嶋が担当した作家が世に送り出したヒット作の具体例やエピソードとともに実践的な“漫画術”について紹介しているのに加え、出版社へのマンガ原稿の持ち込み方、 編集者との対峙法、マンガ出版ビジネスの仕組みから未来までを語っている。最強ジャンプ(集英社)に連載された連載に大幅な加筆・修正を加えた1冊だ。

なお同書には鳥山、桂、稲田それぞれと鳥嶋の対談を掲載しており、表紙は鳥山が執筆。鳥山と鳥嶋がマンガ家と担当編集者として切磋琢磨していた時代のエピソードを鳥山が描き下ろした「あのころのトリシマとトリヤマ」も収録されている。