「推し武道」松村沙友理の忘れられないシーンは?ジャンボたかお「うちの姫は自由すぎる」

「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」の舞台挨拶の様子。

平尾アウリ原作による実写映画「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」の舞台挨拶が、本日5月19日に東京・新宿バルト9で開催。えりぴよ役の松村沙友理、基役の豊田裕大、くまさ役のジャンボたかお(レインボー)、大谷健太郎監督が登壇した。

「チーム“推し活”舞台挨拶」と題した本日のイベント。公開から1週間が経過し、映画を観たファンや周囲の人たちからの感想が登壇者たちにも届いていると言い、松村は「お友達もけっこう観に行ってくれた人が多くて。特に推しみたいな存在がいない子でも『すごい泣いたよ』って」と反応のよさを明かす。また最近新宿バルト9で映画を観たというジャンボは「隣にほぼくまささんみたいな人がいたんですけど、すごく楽しんでくださっててうれしかったですね」と語った。

また大谷監督は、特にChamJamのライブシーンが好評だったと述べ「日向萌さんに作ってもらったChamJamの楽曲の評価も高くて。(ライブシーンは)ぜひお客さんにも一緒に歌ったり、掛け声掛けてほしいなと思いましたね」とコメント。すると司会者から明日5月20日、21日に一部劇場で応援上映が決まっていることが伝えられ、ジャンボから「監督、振りが上手いですね!(笑)」と持ち上げられる一幕も。冒頭から登壇者たちの息の合ったやり取りが繰り広げられる。

まずは劇場版の印象的なシーンについて質問された松村。事前に答えを考えていたという松村だったが、「うーん、うーん、うーん……」と体をゆらしながら首を傾げ、「えへへ。忘れちゃったなー(笑)」と笑顔を見せる。ジャンボが「うちの姫は自由ですね!(思い出すまで)待ちますよ、我々」と声をかけると、豊田からは「終わっちゃうから。舞台挨拶」とツッコミが。そうこうする間に思い出した松村が「くまささんの体型の変化は忘れられない」と述べるとと、その独特な視点にジャンボも「いやいや、いいですよそれは!」とツッコミを入れる。さらに松村がジャンボに対し「でも今日も先週より大きいですよね?」と問い詰めると、ジャンボは「実は舞台挨拶のたびに5キロずつ太ることにしてて……」と乗っかってみせた。

さらにイベントでは、SNSで事前に募ったファンからの質問を紹介。男性陣に対し、松村のかわいかったエピソードを求められると、ジャンボは「時間が足りませんね」と回答。しかし期待した様子で「うーん?」と耳を傾ける松村の姿に、ジャンボが「あ、待ってる! 豊田くん何かある?」と慌てて豊田に話を振る。すると豊田は「パイプ椅子の上にあぐらをかいて寝てることがあって。なかなか見れない姿だからかわいらしいなと(笑)」と、どこででも寝てしまうという松村の変わったエピソードを披露。さらにジャンボも「あと男子メンバーの尻を触ります」と明かすと、松村は「お尻は丸くてかわいいから」と笑顔を浮かべていた。

そんな和気あいあいとしたトークを終えると、松村は「こうやって現場も楽しく撮影しました。でもみんなと真面目に話し合いながら作ったので、出来は最高だと自信を持って言えます」と作品に対する自信を覗かせた。「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」は現在、全国の劇場で公開中。

「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」

2023年5月12日(金)全国ロードショー

原作:平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウWEB/徳間書店)
監督:大谷健太郎
脚本:本山久美子
音楽:日向萌
主題歌:@onefive「Chance」(avex trax)
製作:「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会
配給:ポニーキャニオン

出演:松村沙友理、中村里帆、MOMO(@onefive)、KANO(@onefive)、SOYO(@onefive)、GUMI(@onefive)、和田美羽、伊礼姫奈、あかせあかり、片田陽依、西山繭子、豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)

(c)平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会