フランスなど世界で翻訳されたエルド吉水「龍子 RYUKO」が日本凱旋、トーチで公開中

「龍子 RYUKO」バナー

エルド吉水「龍子 RYUKO」の第1章が、トーチwebで公開された。日本の商業誌で公開されるのは、今回が初めてとなる。

「龍子 RYUKO」は、横浜に拠点を持つヤクザ・黒龍会組長の娘である龍子と、彼女を取り巻く人々がそれぞれの正義のために生きるさまを描く物語。2010年に吉水が自費出版したものが2016年にフランス語に翻訳され、以降イタリア、ドイツ、イギリスなど世界各国で話題となった。第1章「父娘」は龍子がクーデターで荒れる中東の国・フルセーヤの王から、王女バレルを預かる場面から開幕する。18年後、成長したバレルは自分と同じく龍子に拾われた少女・刺狙里(さそり)とともに、ある計画を試みるが……。第2章「砂の雨」は5月31日の公開を予定している。