奴隷の少年と赤い獣が織りなす物語、新連載「美しいばけもの」がGファンで開幕

「美しいばけもの」扉ページ

山本夜子による新連載「美しいばけもの」が、本日11月18日発売の月刊Gファンタジー12月号(スクウェア・エニックス)でスタートした。

物語の舞台は、獣の姿をし、赤い身体を持つ“大神”を信奉する小さな村。奴隷として扱われていた少年は、一向に明けぬ冬の寒さを打破するため、大神への供物として捧げられることになった。極度のお人好しがゆえに、大神に食べられることで村人たちに自分を買ってくれた恩返しができると思っていた少年。しかし彼を見た大神は、この痩せた身体では喰えない、肥え太るまで生活をともにするよう呼びかける。そんなある日に、彼らを脅かすとある事件が起こり……。「美しいばけもの」は第38回スクウェア・エニックスマンガ大賞で特別大賞を受賞した作品。好評を博し、連載化に至った。

そのほか今号の表紙にはNAOE「東京エイリアンズ」が登場。付録として同作のリバーシブル下敷きが用意されている。