「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の本予告解禁、内野聖陽が山田涼介に信頼寄せる

実写映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」ビジュアル

荒川弘原作による実写映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」より、映画「復讐者スカー」の本編後に上映されている「最後の錬成」の本予告映像が解禁された。

本予告映像は内野聖陽演じるヴァン・ホーエンハイムのセリフからスタート。山田涼介演じるエド、本田翼演じるウィンリィ、ディーン・フジオカ演じるマスタング大佐、蓮佛美沙子演じるホークアイ中尉、本郷奏多演じるエンヴィー、舘ひろし演じるブラッドレイや、肉体の全てを失った水石亜飛夢演じるアルの本来の姿などが収められた。

山田はエルリック兄弟の父親・ホーエンハイム役として、内野の参加が決まったときの心境を「髭などのビジュアル面で、どのように内野さんがホーエンハイムになっていくのか、ワクワク感がありました。現場でお会いしたときには、原作から飛び出てきたんですかというビジュアルでした」とコメント。また内野はホーエンハイムという役柄について「この父と子の関係性は少し特殊で、情けないというか抜けたところがあるので、新鮮な感覚でした」と述べる。山田の演技については「山田さんの魅力が凄く出ている、カッコいいエドの印象がありました。今回ご一緒して(演技が)自由自在なんですよ。そこがとても頼りがいがありました」と信頼を寄せた。

撮影現場では、内野が山田の緊張を解く場面も。山田が「エドが父に暴言を吐くシーンがあったのですが、内野さんから『もっと来ていいよ』と言っていただいたので、遠慮なく演技できました。すごくありがたかったです」と語ると、内野も「山田さんの(もともとある)礼儀正しさを抜いてほしくて、伝えました」と話し、お互いリスペクトし合いながら演技プランを重ねていったことを明かした。

「最後の錬成」では山田がエドと青年時代のホーエンハイム役、内野がホーエンハイムと“フラスコの中の小人”役を演じ分けているが、山田は「ホーエンハイムの青年時代を演じたときに、しゃべりのテンポは内野さんを参考にしました。また、内野さんのほくろの位置も参考に描かせていただきました(笑)」と演じ分けのエピソードを披露。内野は山田演じるホーエンハイムについて「私の若い頃がこんなに色っぽくていいのかというくらい、魅力的でした」と称えた。「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」は6月24日に公開される。

「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」

「復讐者スカー」

上映中

「最後の錬成」

2022年6月24日(金)公開

スタッフ

原作:「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦
脚本:曽利文彦、宮本武史
製作:映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
企画・制作プロダクション:OXYBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画

キャスト

山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、黒島結菜、渡邊圭祐、寺田心、内山信二、大貫勇輔、ロン・モンロウ、水石亜飛夢、奥貫薫、高橋努、堀内敬子、丸山智己、遼河はるひ、平岡祐太、山田裕貴、麿赤兒、大和田伸也、舘ひろし(特別出演)、藤木直人、山本耕史、筧利夫、杉本哲太、栗山千明、風吹ジュン、佐藤隆太、仲間由紀恵、新田真剣佑、内野聖陽

※朴ろ美のろは王へんに路が正式表記。

(c)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会