奴隷の少年が親友を生き返らせるため最高神ゼウスを目指す新連載がNemuki+で

「落ちぶれゼウスと奴隷の子」より。

「災禍の神は願わない」で知られる尾羊英の新連載「落ちぶれゼウスと奴隷の子」が、本日2月12日発売のNemuki+3月号(朝日新聞出版)でスタートした。

物語の舞台は古代ギリシャのアテナイ。捨て子の少年・チェトは、美青年のルガルとともに奴隷として働いていた。しかしある日、ルガルがアテナイ全土に流行する疫病に罹ってしまう。奴隷という身分からろくな治療も施されず、隔離小屋ごと放火されたルガル。チェトが助けに入ると、突如現れた死者の国の王・ハーデスに、チェトには千年前に封印された最高神・ゼウスの魂が眠っていると言われる。するとチェトの中に秘められていたゼウスが息を吹き返し……。ゼウスは力を取り戻すため、チェトはルガルを生き返らせるために力を合わせて最高神を目指す。

また今号では槇えびし「魔女をまもる」の番外編を掲載。主人公のヨーハンが、医師で大魔術師と噂されるアグリッパに師事していた少年時代が描かれる。なおTONO「しましまえぶりでい」は今号で最終回を迎えた。