「ソードアート・オンライン」松岡禎丞と島崎信長が1話の幼い演技振り返る

「電撃文庫25周年記念 秋の電撃祭」ステージの様子。左から松岡禎丞、戸松遥、茅野愛衣、島崎信長。

去る10月7日に開催された「電撃文庫25周年記念 秋の電撃祭」にて、TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」のステージイベントが行われた。

第1話が1時間スペシャルとしてオンエアされ、さらに全4クールでの放送が決定している「ソードアート・オンライン アリシゼーション」。放送開始翌日に開催された今回のイベントにはキリト役の松岡禎丞、アスナ役の戸松遥、アリス役の茅野愛衣、ユージオ役の島崎信長に加え、シリカ役の日高里菜、原作小説の担当編集者・三木一馬の2人が司会として登壇した。

最初に一言求められた松岡が突然「アリシゼーション!」と挨拶すると、困惑する会場からも「アリシゼーション!」と返ってくる。続く戸松、茅野、島崎も同じく「アリシゼーション!」の挨拶を披露し会場を盛り上げていく。アニメ第1話に登場する幼いキリトとユージオ、アリスの声も松岡、島崎、茅野が演じていることに日高が触れると、初めは自分たちでいいのか戸惑いがあったと松岡と島崎が話す。司会からその演技を褒められると、島崎はアフレコの休憩時間にも松岡と一緒に悩んでいたことを明かし、茅野演じるアリスがいたおかげで自然に楽しくできたと振り返っていた。

第1話の話題は続き、戸松はアスナがキリトの心拍数まで把握しているというシーンについて、周りのキャラが引き気味だったことを挙げ笑いを誘った。日高は放送前から自身の演じるシリカの出番がないことを心配する声がTwitterで多く寄せられたことを明かし、出番があったことを報告すると会場から拍手が起きた。

イベントでは、キャストの4人が30秒ぴったりを目指し、与えられたテーマに沿ってトークを展開するコーナーを実施。トップバッターの島崎は、アニメの注目ポイントを語り、最後は松岡を巻き込んで、オープニング映像で今後披露されるポーズを決めトークを締める。茅野のお題はアフレコ現場でのエピソード。現場での松岡と島崎のやりとりを真似はじめるも、途中からなぜか実際に松岡と島崎が再現する流れになり、その様子に会場が沸く。戸松は「SAO」シリーズの魅力を身振り手振り大きく熱弁。過剰な表情と動きにここでもまた笑いが生まれる。松岡は司会2人を褒めろというお題に対し服装や髪型ばかりに触れ、日高から内容の薄さを突っ込まれていた。

ステージでは新情報として「宣伝隊長アスナ」をお披露目。音声合成技術とLive2Dの技術を組み合わせた、宣伝隊長アスナはVTuberなどとは違い、声や動きが全てコンピュータープログラムによって自動的に生成される。キャストからも宣伝隊長アスナに喋ってもらいたいことが募集され、茅野が考えた現在「SAO」とコラボ中の外食チェーン・なか卯を絡めたセリフが観客の支持を得て採用された。

最後の挨拶では松岡からイベントの開催された10月7日が、キリトの誕生日であることが話され、会場からは「おめでとう」の声と大きな拍手が贈られる。続けて、放送が開始したばかりのアニメ第3期への意気込みが語られ、イベントは幕を閉じた。

※島崎信長の崎は立つ崎が正式表記。