「浦安鉄筋家族」30周年展覧会、フォトスポットや選びぬかれたうんこの原画展示
浜岡賢次「浦安鉄筋家族」シリーズ連載30周年を記念した展覧会「浦安鉄筋くだらね~展」が9月23日から11月19日まで、東京・池袋パルコ本館にて開催される。
「浦安鉄筋くだらね~展」では、発表された約1500話の中から選りすぐりの原画を展示。笑いのエネルギーと緻密な描写、力強い筆跡が感じられる原画が並び、細部までこだわって描かれたうんこも鑑賞できる。また、作品の世界を会場に再現したフォトスポットや遊べる仕掛けも用意され、大沢木家、仁の家、学校の様子などが体感できる。
チケットに付属するパンフレットには、浜岡の描き下ろしマンガを掲載。そのほか、展示をより楽しめるキャラクター名鑑や、知られざる「浦安鉄筋家族」の統計データが、32ページにわたり紹介される。
さらに、展覧会の開催を記念してテレビ東京ドラマ24「浦安鉄筋家族」の期間限定配信が決定。見逃し無料動画サービス・TVerとネットもテレ東にて、9月1日より配信される。
同展覧会のアンバサダーには、「浦安鉄筋家族」のファンであるというランジャタイが就任。吹雪の中、小鉄のマネをして半袖で帰ったという国崎和也は「リアルタイムで小鉄のころから読んでいた漫画が、まさか晴郎の年を過ぎ、馬鹿春巻の年まで越えて、大鉄っつぁんの年齢に近づいている今も続いていることが、心より嬉しく、こんなラッキーなご褒美までいただいて、今までの人生でイチバン面白くなりそうです」と熱い想いを語る。伊藤幸司は「僕たちと一緒に浦安鉄筋家族の世界に入り込みましょう!絶対に楽しいよ!」とメッセージを送った。
「浦安鉄筋家族」は千葉県浦安市に住む過剰に元気な小学生・大沢木小鉄とその家族や友人たちの日常を描いたギャグマンガ。週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて1993年に連載を開始し「元祖!浦安鉄筋家族」「毎度!浦安鉄筋家族」「あっぱれ!浦安鉄筋家族」とリニューアルしながら連載されている。
伊藤幸司(ランジャタイ)コメント
浦安鉄筋家族のために、粉骨砕身の気持ちで頑張ります!
嬉しいー!! みんな来てくださいね!
僕たちと一緒に浦安鉄筋家族の世界に入り込みましょう!
絶対に楽しいよ!
国崎和也(ランジャタイ)コメント
先生の漫画は、「4年1組起立!」から見ていましたヨ!
そこから「のりおダちょ~ん」を本屋で探して、店員に「何ていう漫画ですか?」と尋ねられたときに「のりおダちょ~ん」と言って、変な空気になったのを覚えています。「そんなタイトルあるわけないだろ」という顔をしていました。
今思い出すと、浦安にはかなり思い入れがあります。吹雪の中、小鉄のマネをして半袖で帰ったことや、仁ママが母親じゃなくて本当によかったと思ったこと。それに育てられた仁。カートンごとタバコを吸う大鉄っつぁん。そんな大鉄に振り回されるお母ちゃん。スーパーオタクの晴郎。まともな桜ちゃん、全裸になる花丸木くん。ベビーファイトチャンピオンの裕太。いつも遭難する春巻。動物サイコー!の松五郎。怪奇作家十三階段ベム。友人ノブ、のり子、幻のキャラ本田くん。44浣腸! そしてよく見たら、作中1番不幸で可哀想なあかねちゃん。言い出したらキリがないくらい好きが詰まっている作品でございます。
リアルタイムで小鉄のころから読んでいた漫画が、まさか晴郎の年を過ぎ、馬鹿春巻の年まで越えて、大鉄っつぁんの年齢に近づいている今も続いていることが、心より嬉しく、こんなラッキーなご褒美までいただいて、今までの人生でイチバン面白くなりそうです。
それでは皆さま、うんこを数ヶ月間、溜め込まないように来てくださいませ。
浦安鉄筋くだらね~展
期間:2023年9月23日(土)~11月19日(日) ※休館日なし。
時間:11:00~21:00 ※最終日は18:00まで
会場:東京都 池袋パルコ本館 7階 PARCO FACTORY
料金:中高生・一般1200円、小学生500円 ※前売り券200円引き、未就学児は無料(要保護者18歳以上同伴)
(c)浜岡賢次(秋田書店)/「浦安鉄筋くだらね~展」実行委員会