「劇場版 推し武道」松村沙友理の即興握手会、ジャンボたかおが容赦なく剥がす

映画「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」の初日舞台挨拶より。前列左から大谷健太郎監督、豊田裕大、松村沙友理、中村里帆、MOMO、KANO。後列左からジャンボたかお(レインボー)、伊礼姫奈、和田美羽、SOYO、GUMI。

平尾アウリ原作による実写映画「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」の初日舞台挨拶が、本日5月12日に東京・新宿バルト9で開催された。

まず壇上には、えりぴよ役の松村沙友理、基役の豊田裕大、大谷健太郎監督、MCとしてくまさ役のジャンボたかお(レインボー)が登壇。続いてアイドルグループ・ChamJamのキャストを呼び込むため、観客一同でコールを練習する。松村が舞菜のコールをお手本として披露してみせると、その振り切れっぷりに場内から拍手が。無事にコールは成功し、れお役の中村里帆、空音役のMOMO(@onefive)、眞紀役のKANO(@onefive)、ゆめ莉役のSOYO(@onefive)、優佳役のGUMI(@onefive)、文役の和田美羽、舞菜役の伊礼姫奈が1人ずつ現れた。

初日を迎えた心境を聞かれると、松村は「こんなに素敵な作品ができあがってうれしい」と、豊田も「『推し武道』を推してくれている皆さんと、推しているChamJamと一緒にこの場にいられてすごくうれしい」と笑顔で回答。ジャンボは母親が朝イチで劇場に観に行ったそうで、「自撮り付きで報告がきました」と明かす。

劇中ではダンスに歌に奮闘するChamJamのキャストたち。どちらも自信がなかったという中村だが「いざ観たら『ちゃんとやれてる、自分!』と(笑)。私は今年24歳で圧倒的な最年長。一番下が15歳の美羽ちゃんなんですけど、9歳も年下の子と一緒に踊れててすごいなと思いました」と冗談混じりに自画自賛する。そんな中村からパスを受けた和田は「私はもともとダンスが好きだったんですけど、ChamJamみたいなかわいいフリは踊ったことがなかったので最初は振りを入れるので精一杯。でも@onefiveの皆さんがいっぱい練習させてくださったので、文らしく元気にかわいく踊ることができました!」と振り返った。

伊礼は「歌は好きだけど、あまり上手ではなくて。でも1人でカラオケに行って練習したので、その成果が出たかなと思います」と誇らしげな表情。実際に普段アイドル活動をしているMOMOは「劇中ではChamJamが握手会をしていましたが、@onefiveはそういうイベントをやったことがなくって。でも今度(同作の主題歌)『Chance』のリリースイベントがあるので、ChamJamに学んだことを活かしてファンの皆さんにありがとうと伝えられるようにしたいです」と話す。

舞台挨拶では握手会を再現し、松村に豊田と伊礼が5秒で思いを述べる企画も。5秒をオーバーしてしまった豊田は剥がし役のジャンボから容赦ない扱いを受け、コメントも「今日の衣装が素敵」という薄い内容だったため松村を不服にさせる。伊礼は「えりぴよ役が松村さんでよかったです! 大好きです! 素敵です! かわいい!」と、ジャンボからのストップがかかるまで目一杯愛を伝えた。最後に松村が締めの挨拶。「皆さんも今日きっとここに推しがいますよね。推したい気持ちがいっぱいあると思うので、この作品も推していただいければうれしいです。一緒に推し活しましょう!」と呼びかけた。

「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」

2023年5月12日(金)全国ロードショー

原作:平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウWEB/徳間書店)
監督:大谷健太郎
脚本:本山久美子
音楽:日向萌
主題歌:@onefive「Chance」(avex trax)
製作:「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会
配給:ポニーキャニオン

出演:松村沙友理、中村里帆、MOMO(@onefive)、KANO(@onefive)、SOYO(@onefive)、GUMI(@onefive)、和田美羽、伊礼姫奈、あかせあかり、片田陽依、西山繭子、豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)

(c)平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会