トムスが持続可能なアニメ産業を目指す新プロジェクト始動、藤原カムイ・西島大介ら参加

「PLANT PLANETZ -破滅のシード-」ビジュアル (c)藤原カムイ/TMS-Lab

アニメーション制作会社のトムス・エンタテインメントによる新たなプロジェクト「原作工房TMS-Lab(ティー・エム・エス ラボ)」が始動。公式サイトがオープンした。

これは同社が“持続可能な日本のアニメ産業の未来をつくるため”の新しい試みの一環として行うもの。プロジェクト名の“TMS”は「Theme,Message,Story」を意味し、アニメ会社が自らクリエイターとともにマンガ、小説、WEB動画などの一次原作を創り出し、媒体にとらわれない形で発信・育成していくことを目的としている。「原作工房TMS-Lab」で企画・制作されたマンガ作品は大手電子書籍ストアで販売。ボイス付きのモーションコミックはトムス・エンタテインメントのYouTube公式チャンネルで発信するなど、さまざまな形でデジタル上のアウトプットを仕掛けていく。

公式サイトではラインナップ第1弾として、藤原カムイ「PLANT PLANETZ -破滅のシード-」、西島大介「コムニスムス」、宇宙少女プロジェクト原作によるSAA 「宇宙少女漂流記 THE ONLY WAY HOME」、TMS-Lab原作による花葉田しい「ハムカツっ」の4作品を公開。いずれの作品も第1話が掲載されているほか、「PLANT PLANETZ -破滅のシード-」「コムニスムス」「宇宙少女漂流記 THE ONLY WAY HOME」はモーションコミックも配信されている。