アンソロジー「余生まんが」ちくま文庫から、15作家の作品を収録

「余生まんが」(帯付き)。カバーイラストに使用されたのは、うらたじゅん「キツネとおばあさん」

アンソロジー「余生まんが」が、本日4月10日に筑摩書房のちくま文庫より刊行された。帯には「余生からこそ、人生は動き出す」というキャッチコピーが添えられており、さまざまな“余生”を描いた作品が集められている。

「余生まんが」には、おくやまゆか「むかしこっぷり」より「堀の上の二人のはなし」、齋藤なずな「水の音」、こうの史代「さんさん録」より「約束」「ぽかぽか録」、近藤ようこ「豆腐」、奥田亜紀子「あんきらこんきら」、うらたじゅん「かりんの花が咲けば」、オノ・ナツメ「GBパーク」第14話、坂口尚「花火」、つげ義春「老人の背中」、川野ようぶんどう「島さん」より「ひでさん」、太田基之「二十歳の犬」、矢部太郎「大家さんと僕」より「おひとり暮らし」「誕生日のサプライズ」「太宰と初恋」、白土三平「カムイ伝」より「老忍」、水木しげる「へそまがり」、楳図かずお「Rojin」が収録。酒井順子の解説も収められた。