早川書房が新たなマンガサイトを開設、「同志少女よ、敵を撃て」コミカライズなど掲載

ハヤコミのロゴ。

早川書房が新たなマンガサイト・ハヤコミを7月23日にオープンする。SF小説やミステリ小説のコミカライズをはじめ、オリジナルコミックも展開される。

8月に創業79年を迎える早川書房。オープンに先がけてラインナップの一部が公開された。孤島が舞台の殺人事件を描いたアガサ・クリスティーのミステリ「そして誰もいなくなった」を二階堂彩がコミカライズ。またスタニスワフ・レムのSF「ソラリス」のコミカライズも連載され、惑星ソラリスを巡る物語を森泉岳土が描く。さらに逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」のマンガを速水螺旋人監修のもと鎌谷悠希が描く。これらの作品は海外にも展開予定だ。

さらにオープン時にはアイザック・アシモフ原作による久間月慧太郎「銀河帝国興亡史」を再編集して掲載するほか、宮崎夏次系の作品も一挙掲載。その後はアガサ・クリスティーの「名探偵ポアロ」シリーズのコミカライズや、かみはら原作によるしろ「転生令嬢と数奇な人生を」、キアヌ・リーブス原作「BRZRKR」、カズオ・イシグロ原作作品、高橋葉介作品などが順次アップされる。