マンガのキャラを讃えるマガデミー賞が今年も開催、特別審査員はハナコが続投

マガデミー賞2023ビジュアル

マンガのキャラクターを讃えるアワード・マガデミー賞2023の開催が決定。特別審査員は、昨年に引き続きハナコが務める。

ブックライブが主催し今回3度目の開催となるマガデミー賞は、マンガのキャラクターたちに感謝と敬意を表し、さらなる躍進を応援する“キャラクターを讃える文化”の醸成を目指し、創設されたもの。一般推薦は特設サイトと X(旧 Twitter)にて10月29日まで受け付けており、特設サイトのフォームに推薦したいキャラクター名、作品名、推薦コメントを入力するか、Xにてハッシュタグ「#マガデミー賞 2023」「#私の推しキャラ」を付けてキャラクター名と作品名を投稿すると参加できる。

受賞部門は主演男優賞・女優賞、助演男優賞・女優賞、作品賞、審査員特別賞の6部門。各部門の選考対象は特設サイトで確認しよう。ノミネートキャラクターの発表は2024年2月、受賞結果の発表は3月を予定している。ハナコ、ブックライブ書店員・すず木の代表コメントは記事末に掲載した。

なお10月6日より、三省堂書店、TSUTAYA、丸善ジュンク堂書店など全国の書店300店舗以上にて、マガデミー賞2022受賞作品のうち、講談社から発売された「メダリスト」「東京卍リベンジャーズ」「ガチアクタ」「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」を購入すると、ポストカードがもらえるキャンペーンを実施。ブックライブの公式Xアカウントではキャンペーン投稿のフォロー&リポストで、抽選で10人に「えらべる Pay」1万円分をプレゼントする企画も行われている。締め切りは10月29日23時59分。

ハナココメント

秋山寛貴

前回、このマガデミー賞のおかげでマンガの新しい楽しみ方を知ることができました。
今回もたくさんのキャラクターの魅力を知れることを楽しみに臨みます!

岡部大

魅力的なマンガのキャラクターを挙げてと言われると、おそらく皆さん、「いっぱいい過ぎて困る」となるでしょう。
その「いっぱいい過ぎて困る」中から、各部門1人を選出するマガデミー賞。なんて狭き門なんでしょう。
今年はどんなキャラ達がその門をくぐるのか!
見届けてください!

菊田竜大

昨年やらせて頂いた特別審査員を今年もやらせて頂きます!
マンガを盛り上げてくれたキャラクター達を今年もしっかり選びたいと思います!

すず木(ブックライブ書店員)コメント

「マガデミー賞 2022」では、2021とはまた違った“今”を表したキャラクターが受賞されました。「応援したくなる」というところがポイントだったかと思います。自分の信じた道を突き進む姿で感動させてくれた「BLUE GIANT EXPLORER」の宮本大さん、努力して進化していく姿に感動をくれた「メダリスト」の結束いのりさん、主人公である花垣武道さんの背中を守る姿に胸が熱くなった「東京卍リベンジャーズ」の松野千冬さん、主演級の人気を誇る「名探偵コナン」の灰原哀さんが受賞され、どの方も応援せずにはいられない!という方々だと思います。

審査員特別賞として種族も性別も超えたキャラクターである「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」ちいかわさんが選ばれたのは、2022年を代表するのに納得の結果でしたし、「ガチアクタ」のルドさんは、今後の活躍への期待を込めての受賞となりました。

近年の傾向として、自分が読んだマンガの感想をSNS上で投稿し、感動をシェアするという現象が増えています。そうした読書傾向を反映してか、キャラクターの境遇や心情がより真に迫り、キャラクターへの共感をSNS等でリアルタイムで周りと共有したいと思うような作品が増えたと感じます。先の見えない社会情勢の中で、キャラクターや周囲との共感によって安心を得たいという気持ちが高まっているのかもしれません。

さて、3回目の「マガデミー賞」開催ですが、この1年の間にまた多くの魅力的なキャラクターが生まれ、活躍されています。人との関わりに心揺れ動きながらも必死に生きる方、才能を開花させ無双する方、溺愛される方…。今年を表すキャラクターは一体誰になるのか、非常にワクワクしています。

マンガとキャラクターを愛する者代表として、キャラクターたちとより深く向き合い、「ありがとう」の気持ちを込めて表彰させていただきます。