佐伯かよのが肺癌のため69歳で死去、夫の新谷かおるが報告

「QUO VADIS~クオ・ヴァディス~外伝 漆黒の玉座 静寂の回廊」

佐伯かよのが8月29日に肺癌のため69歳で死去した。本日9月20日に夫でマンガ家の新谷かおるが報告した。

佐伯かよのは1952年、山口県生まれ。1972年にりぼん増刊号(集英社)に掲載された「世界一幸福な男の話」でデビュー。以後、「スマッシュ!メグ」「口紅コンバット」「あき姫」といった代表作を次々と世に送り出した。また「緋の稜線」は第23回日本漫画家協会賞の優秀賞を受賞している。2007年から2017年まで連載された「QUO VADIS~クオ・ヴァディス~」では新谷が原作、佐伯が作画を担当。本編終了後も外伝作品が月刊バーズ(幻冬舎コミックス)で連載された。なお新谷の公式サイトでは、闘病中の佐伯とのやり取りや妻への感謝などが綴られている。

※「あき姫」のあきはひへんに華が正式表記。