身分制度が残る国で運命に反逆する少年たちを描く「Lost Children」1・2巻
隅山巴文「Lost Children」1・2巻が、本日12月8日に発売された。
「Lost Children」の舞台は、厳格な身分制度が残るシャルダオ連邦王国。ガティヤと呼ばれる最下層の身分だったランと、その友人であるユリという2人の少年を描く物語だ。ある日、苦難を強いられてきた被支配者層による「インバン蜂起」と呼ばれる事件が起き、ランとユリは離れ離れになってしまった。この事件から5年後、ランは革命軍の一員として政府と戦っている。一方のユリは山岳地帯の村で、クスフと呼ばれる宗教的役割を担いながらひっそりと暮らしており……。「Lost Children」はフランスで単行本用に描き下ろされた作品を日本語版に改編した作品で、別冊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載中だ。