晴十ナツメグの中華活劇&紫堂恭子「辺境警備外伝」がボニータで、赤石路代の読切も

「九龍葬査回奇録」扉ページ

晴十ナツメグ「九龍葬査回奇録」、紫堂恭子「虚妄の女王~辺境警備外伝~」の新連載2本が、本日11月6日発売の月刊ミステリーボニータ12月号(秋田書店)でスタートした。

「九龍葬査回奇録」は香港を舞台とした作品。ある理由で香港を訪れた日本人の青年・鳥居は、九龍城で荷物を盗まれ、途方に暮れる。さらに突然、「お前 日本人か?」と話しかけてきた紗樂という謎の男に拉致された鳥居は、人ならざるものが関わる不思議な事件に巻き込まれることになる。

一方の「虚妄の女王」は、「新たなる“辺境警備”の物語、始動!!」と銘打たれた物語。ルウム復活暦1005年、北方辺境国のエアドロム王国で育った少女・フィアンナは、武人の家に生まれるも、剣の腕は上達しないままだった。しかし彼女は突然、次期女王となるセオドラ姫の護衛に任命される。それにはある理由があって……。

また「天の神話 地の永遠」の赤石路代が読み切り「神のいる12月」で登場。神隠しの伝説が残る村を舞台に、5人の少年少女に起こる事件を描いている。さらには酒井美羽によるシリーズ読み切り「酒井美羽の少女まんが戦記」も開幕。そのほか藤田まる美によるショートギャグ「ミラクれ! 微超能力部」が、10年2カ月の連載に幕を下ろした。