「アニメ カピバラさん」ナレーションを高橋文哉・梅原裕一郎の2人で担当

左から高橋文哉、梅原裕一郎。

「アニメ カピバラさん」に、ナレーションとして高橋文哉と梅原裕一郎が出演決定。梅原は飼育係のお兄さん役も担当する。

10月9日よりテレビ東京系「きんだーてれび」内にて放送される「アニメ カピバラさん」は、今年誕生15周年を迎えたキャラクター・カピバラさんと仲間たちの毎日を描くショートアニメ。アニメーション制作をシンエイ動画とレスプリ、監督を「タヌキとキツネ」「ぐでたま」の月見里智弘が務める。

高橋、梅原、月見里監督からはコメントが到着。アニメのナレーションは初めてだったという高橋は「先に収録されていた梅原さんの声を聴かせていただき、こういう優しい声で伝えるんだ、と勉強にさせていただきました。でも僕がこれを真似ては僕がやる意味がない。自分らしく、カピバラさんの世界観にあうナレーションができたらいいな、と思い、収録に臨みました」と振り返る。梅原は「『だいなし~ん』『ゴージャスーン』など回によっては変わったナレーションがあって、面白くやっていいのか、あえて淡々と言うのがよいのか…。感情の入れ方が難しかったです」とナレーションで苦労した点を明かし、飼育係のお兄さん役については「普段自分が演じないタイプのキャラクターなので楽しかったです。中性的な雰囲気の優しい方なので、自分の中のフェミニン要素をかき集めて演じました」と話した。

月見里監督は高橋を起用した理由について「高橋文哉さんは、高音でハツラツとしたフレッシュなお声が魅力で、仔カピ、あついさん、プレーリーさんなど元気系メインのお話の回にマッチすると思いナレーションをお願いいたしました!対象的なお声の梅原さんのナレーションとのコントラストも狙っています!」とコメント。また梅原については「梅原裕一郎さんは、低音で落ち着きのあるジェントルマンなお声が魅力で特にまったりしたお話の回にマッチすると思いナレーションをお願いいたしました!また、唯一の人間キャラで乙メンなお兄さんも普段より高めの声で演技して頂くことで元気かつ中性的なイメージがちょうど合うと思いご担当いただきました!」と語っている。

高橋文哉(ナレーション)コメント

オファーを受けた時の感想

アニメのナレーションは初めてだったので、率直に、自分ができるのかな、と戸惑った部分がありました。

先に収録されていた梅原さんの声を聴かせていただき、こういう優しい声で伝えるんだ、と勉強にさせていただきました。でも僕がこれを真似ては僕がやる意味がない。自分らしく、カピバラさんの世界観にあうナレーションができたらいいな、と思い、収録に臨みました。

ナレーションを担当して感じたこと

本当に難しかったです。アフレコは一年間やらせていただいてましたがカピバラさんたちを引き立てるナレーションはすごく大変でした。短い収録時間ではありましたが、監督のご指導で、無事に終えることができました。

映像を見ていると、キャラクターが可愛くて癒されて、自然にほんわかした気持ちで収録をすることができたのは、カピバラさんたちのお陰です。

お気に入りのキャラクター

リーゼントくんですね。自称「不良(ワル)」なリーゼントくんが、普通が嫌だからラベンダーで毛を紫に染めたの、めっちゃ可愛いじゃないですか!良い香りがするんですよ!(笑)キャラクターについて調べていて、収録前から気になる存在でした。自分の周りに仔カピたちが集まってきて、それをやめろよ~と言いながらも、どこかまんざらでもない。ツンデレなところがありますよね。小学二年生みたいで、すごく可愛いと思います。ラベンダーの香りのするリーゼントくん、家にいて欲しいです!

カピバラさんは、いい意味で一番普通ですよね。でもだからこそ仔カピ兄のようにカピバラさんに憧れているキャラクターがいたり、普通が嫌なリーゼントくんやほかのキャラクターが引き立ったりする。愛されているカピバラさんあってだなあと思いました。

視聴者へのメッセージ

カピバラさんを見ている方が癒されるようにナレーションをさせていただきました。

最終話に向けて、僕が『カピバラさん』の世界に吸い込まれていく様子も見ていただけたらと思います。よろしくお願いします。

梅原裕一郎(ナレーション、飼育係のお兄さん役)コメント

オファーを受けた時の感想

ほんわかした雰囲気の作品のため、僕でいいんだろうかと思いました。ナレーションやアフレコをしながら、キャラクターを見ていて、心が洗われるような気がしましたね。また、間(ま)や時間の使い方がおもしろい作品だと感じました。

ナレーション・飼育係のお兄さんを担当して感じたこと

ナレーションは、最初どの程度劇中のキャラクターに寄り添えばよいか分からず、テストをしながら調整していきました。「だいなし~ん」「ゴージャスーン」など回によっては変わったナレーションがあって、面白くやっていいのか、あえて淡々と言うのがよいのか…。感情の入れ方が難しかったです。

飼育係のお兄さんは、普段自分が演じないタイプのキャラクターなので楽しかったです。中性的な雰囲気の優しい方なので、自分の中のフェミニン要素をかき集めて演じました。「もうちょっと楽しそうに」というディレクションをいただいたのが印象に残っています。

お気に入りのキャラクター

なまけものくんです。キャラクターデザインがすごい。これ生き物?というか謎の生命体って感じですよね。彼はずっとぼーっとしていて、沈黙や謎の間(ま)がある。そういうところがおもしろいと思います。作品全体の「時間の使い方」の面白さにも通じるところがありますね。なまけもの自体も好きなので、気になるキャラクターでした。

カピバラさんは見ているだけで癒される存在ですよね。疲れた現代人にピッタリだと思います。

視聴者へのメッセージ

一話一話の話は短いですが、心穏やかになれる作品です。気負わず、ぼーっと見てください。よろしくお願いいたします。

「アニメ カピバラさん」

テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送「きんだーてれび」内:2020年10月9日(金)より毎週金曜7:30~

声の出演

ナレーション:高橋文哉
ナレーション・飼育係のお兄さん:梅原裕一郎

スタッフ

原作:「カピバラさん」株式会社BANDAI SPIRITS
監督・音響監督:月見里智弘
音楽:立山秋航
音響制作:神南スタジオ
音響制作協力:フレーベル館
企画協力:株式会社BANDAI SPIRITS
アニメーション制作:シンエイ動画、レスプリ

(c)TRYWORKS/ち~むカピバラさん